この病気は、未だ原因が特定されていない、血便、下痢、腹痛などを主症状として繰り返す、慢性の大腸の炎症性疾患です。年々増加しています。軽症では、粘血便(粘液・血液が混じる便)があります。重症では、頻回多量の下血・腹痛を伴う下痢、発熱などがあります。ストレス時に増悪する傾向があります。自覚症状のある状態(活動期)と、自覚症状のない状態(緩解期)を繰り返す(緩解期から再び活動期になる=再燃する)ことが多くみられます。治療目標は、すみやかに緩解に導き(緩解導入)、長く再燃を防止する(緩解維持する)ことです。東京女子医科大学消化器病センター内科医師:専門医の飯塚文瑛が診療を担当しております。 |
IBDと低亜鉛血症 https://teiaen.nobelpark.jp/ibd/commentary/ |
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▲潰瘍性大腸炎
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▲潰瘍性大腸炎
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