クローン病は炎症性腸疾患の一つで、口から肛門までの消化管に慢性炎症を起こす原因の特定できない疾患です。 主として若い成人(10〜30代)にみられ、腸管壁に浮腫やびらんや潰瘍(裂溝・穿孔)を起こし、次第に病変部が線維化し腸管腔の狭窄化を来します。 本邦では、1976年の診断基準設定と共に患者さんの数が登録されるようになり、その登録者の数は年々増大しています。 慢性の疾患ですから、腹痛、発熱、下痢、体重減少といった日頃の状態の変化が、病状を知る上で重要な手がかりとなります。 クローン病を疑う臨床症状や所見がある時には、血液検査に加えX線検査、内視鏡(生検)による画像検査を行い診断します。 東京女子医科大学消化器病センター内科医師:専門医の飯塚文瑛が診療を担当しております。 |
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