臨床的な便宜上、市中肺炎と院内肺炎に分けられます。 前者の死亡率が5〜6%であるのに対して院内肺炎は20〜60%と極めて高いのが二つに分ける最大の理由です。 咳、痰、発熱、ときには呼吸困難を伴います。安静、栄養に配慮し、抗生薬を中心にした治療を行います。 肺炎球菌ワクチン:現在2種類あります(呼吸器学会、感染症学会) プレベナー(PCV13:沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)を先行投与した場合、 ニューモバックス(PPSV23:23価肺炎球菌ポリサッカライドワクチン)は 6ヶ月経過をもって可とする(PCSV13の記憶が残っているところにPPSV23を打つことにより、13価の血清型についてはブースター効果により抗体価が増加する)。 ニューモバックスを先行した場合、プレベナーは1年以上経過して接種可能(PPSV23→OCV13の場合その後にブースター効果を期待してPPSV23を打つことが推奨)。 |
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▲肺 炎
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▲ニューモシスティスカリニ肺炎 |