下痢・便秘でお悩みのかた、IBS(過敏性腸症候群)・IBD(炎症性腸疾患)など消化器疾患をお持ちのかた、 人間ドック・検診のオプション、なかなかダイエットが成功しない、食生活の乱れが気になる、お肌のトラブル、腸内フローラの状態が気になる、お通じ、おなかの調子が気になる。 アンチエイジングのツールとして腸内フローラ検査をお勧めいたします。 料金19,500円 最新の遺伝子解析技術:次世代シーケンサーを使った解析法で150〜200種類の菌まで解析可能です。 自宅でできる簡単な検査:少量の便を自宅で採取し、1週間以内に郵便ポストに投函するだけの簡単な検査です。 検査後のサポートの充実:リファレンスブック(腸内フローラに関する文献のまとめ)や研修プログラム、コールセンターなどの無料サポートサービスをご用意しています。 腸内細菌は「もう1つの臓器」? 私達の体は約37兆個の細胞からできていますが、腸内には100兆個〜1000兆個以上の細菌が住んでいます。 なんと自分の体重の1.5kg〜2kg分は腸内細菌の重さなのです。 人の腸は、全て広げるとテニスコート1面分の広さに相当します。 その表面上に1、000種類以上の細菌が群れをなして生息している様子をカラフルなお花畑(Flora)に例えて「腸内フローラ(細菌叢)と呼ばれています。 最近の研究では、腸内細菌には「1つの臓器」に匹敵するほどの働き(消化・吸収・排便促進、エネルギー産生、感染予防、 ビタミン類産生、アレルギーなど免疫機能の調整、セロトニン産生など)と影響力があることが分かってきており、 私達の心と体の健康を支えています。 善玉菌(2):悪玉菌(1):日和見菌(7)が最も健康なバランスであるとされています。 人種、性別、年齢、生活習慣などにより、腸内細菌の内訳やバランスは1人1人異なります。 同じ人でも、生活習慣や年齢によって、腸内細菌のバランスは変化します。 元々胎児の頃は無菌状態ですが、お母さんの産道を通る際に出生と同時に腸内細菌を受け継ぎ、いわば「苗床」ができます。 ミルク・母乳→離乳食→普通食の内容が変化するのに合わせて腸内細菌のバランスも変化します。 3〜5歳くらいまでに、その人のベースとなる腸内細菌バランスが決まり、成人に近づくにつれて、生活習慣などで変動はするものの、大まかな腸内細菌バランスは安定します。 その後、加齢やストレス・生活習慣の影響で、そのバランスは乱れやすくなる傾向があります。 「病気予防」「健康長寿」の鍵は腸内環境にあり!? 腸内細菌に関する研究は日々進んでいて、大腸癌や大腸ポリープなどの腸に関わる病気だけでなく、糖尿病やアレルギー疾患、自己免疫疾患など、様々な全身の病気との関わりも分かってきています。 特に、一部の腸内細菌が産生する「短鎖脂肪酸:酪酸、プロピオン酸、酢酸などの有機酸」は、腸内を酸性に保ち、有害な菌の増殖を抑制したり、肥満予防や腸の炎症予防、免疫機能の調整など、様々な健康効果があることで注目されています。 日頃から、腸内フローラのバランスを整え、良い腸内環境を保つことで、病気予防:健康長寿に繋がることが期待されます。 |
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現在までに、腸内フローラ(細菌叢)のバランス崩壊状態を招く、もしくは疾患発生に起・関連するとされる細菌や菌叢に占める バランス状態に関する学術的報告が世界中から数多く報告されています。 このような腸内細菌叢バランスが崩壊した状態を「ディスバイオーシス(Dysbiosis)」と呼び、食事・運動・睡眠・飲酒頻度・タバコなどの生活習慣の乱れが原因とされています。 ディスバイオーシス(腸内細菌バランスの崩壊)との関連が、疑われている疾患 *炎症性腸疾患(IBD) *過敏性腸症候群(IBS) *糖尿病(DM) *肥満 *非アルコール性脂肪性肝炎(NASH) *自閉症スペクトラム障害(ASD) *神経疾患(パーキンソン病:PD)など) *自己免疫疾患(多発性硬化症(MS)、リウマチ性関節炎(RA)、など) *動脈硬化 *アレルギー *気管支喘息 *悪性腫瘍 早産 など 正常な腸内フローラ(Flora) *細菌叢の多様性 *優勢菌の存在(バクテロイデス・ファーミキューティス・アクチノバクテリア) *短鎖脂肪酸産生レベルが正常 *腸内環境改善方法:シンバイオティクス(synbiotics) (プロバイオティクス(補菌:乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌など+プレバイオティクス(育菌:食物繊維、オリゴ糖) ディスバイオーシス *細菌叢の多様性の減少 *日和見感染病原菌の存在量の増加 *短鎖脂肪酸産生レベルの低下 *粘膜バリアの破壊 *炎症物質の侵入 *炎症応答の開始 *疾患発生 |